〈緊急時の対応マニュアル〉A−03 意識があるときの応急手当

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◎意識があるときの対応

(1)本人に聞いてもっとも楽な姿勢にする(基本はあお向け)

顔色が青いときは足のほうを、顔色が赤いときは上半身を少し高くします。
ただし頭、胸、腹をケガしている時は、水平に寝かせます。

【画像】水平に寝かせるとき、枕ははずします。

 

 

 

 

(2)熱、脈、外傷などの状態をみます。

できれば本人に、痛みの程度や場所、傷病の原因などを聞きす。
この時、意識はあってももうろうとしている/呼吸が弱々しい/はげしい痛みを訴えるといった場合は「緊急」と判断して、先に救急車を呼びます。

(3)かかりつけ医に連絡する。

ヘルパーの場合、事業者や家族など連絡する順番は、事前の取り決めに準じる。

※やっちゃダメ! 「揺すって意識を確かめる」

人が倒れていると、意識を確かめるつもりで身体を揺すったり、とりあえずベッドへ移動させようとしたりしがち。
けれども、状態によっては動かすとよくないことが多いので、異状を発見したら手当・移送がすむまでは「その場で、安静に」が原則です。

ただし、床の上などに寝かせたままにしておくと体温が下がり、状態が悪化することがあります。毛布などで全身を包んで保温しましょう。